日常でも!災害時にも! 「食」を「おいしく!」

ポリ袋で作る簡単お料理レシピ

私たちの日常生活に欠かせない「食事」は、
災害時にこそとても大切なものの一つです。

大変な状況下でもおいしい食事が、心と体の栄養となれば…。
そこで、毎日の食卓や災害時にも、手軽に作れておいしい
「ポリ袋レシピ」をご紹介します。

さらに、いざという時に役立つ「防災お役立ち情報」
あわせてお届けします。

監修島本美由紀
(料理研究家、防災士 ほか)

著書
「もしもに備える!
おうち備蓄と防災のアイデア帖」など

簡単・安全・衛生的!
「ポリ袋レシピ」のキ・ホ・ン

耐熱性のポリ袋に材料を入れて、
湯せんで加熱するポリ袋調理。
工程が簡単で、余熱を活用するので
省エネにもなり、洗い物が少ないことも、
災害時に実践する方法として魅力的です。

日常はもちろん、
災害時の調理にも!

「ポリ袋レシピのメリット」

  • カセットコンロで調理できる
  • 湯せんや余熱を使うので、水や熱源を有効に使える
  • 同時に複数調理できるので、時短になる
  • 手や鍋などが汚れない
  • そのまま食べれば皿が汚れない

!要注意!
ポリ袋は、食品用の高密度ポリエチレン製(加熱用)を使用しましょう。

島本′s EYE 食材の水分が抜けにくい調理法なので
食材がパサつかない!

用意するもの

  • □ 耐熱性調理用ポリ袋
    (高密度ポリエチレン袋)
  • □ 水
  • □ 深さのある鍋
  • □ 耐熱皿や金属製のザル

あると便利

キッチンばさみ/ピーラー/トング/
計量カップ、計量スプーン

災害時はこちらも

カセットコンロ&ガスボンベ

ポリ袋調理の手順

  1. 1 ポリ袋に材料と調味料を入れ、よく混ぜる。

  2. 2 ポリ袋に空気が入らないようにねじりあげて、袋の口を上の方で固く結ぶ。

  3. 3 水を張った鍋に耐熱皿を入れる。
    (ポリ袋が鍋底にくっつかないようにするため)

    4 火をつけて湯が沸いてからポリ袋を入れる。

    5 ムラがないように上下を返しながら
    火を通す。

  4. 6 しっかり火が通ったら、結び目の下をキッチンばさみで切って器に出す。 ※災害時は、ポリ袋を鍋に入れてから火をつける

!ポリ袋調理の注意点!

  • 〇高熱でも溶けない「高密度ポリエチレン袋」を使用する
  • 〇袋の口部分はしっかりと固く結ぶ
  • 〇ポリ袋が鍋底につかないようにする
  • 〇みりんやアルコールを入れると揮発して膨張し、破裂する場合があるので注意

島本′s EYE ピーラーやスライサーを使えば、まな板必要ナシ!
洗い物が減って、野菜も火が通りやすい形状に

湯せん調理でやわらかに

豚のしょうが焼き

材料(2人分)

豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)
200g
玉ねぎ
1/2個
レタス・きゅうり・トマト
お好み

【A】

醤油
大さじ2
大さじ1
みりん
大さじ1
砂糖
小さじ2
片栗粉
小さじ1
おろししょうが
小さじ1/2

作り方

  1. 1 玉ねぎは1cm 幅のくし形に切る。
  2. 2 耐熱のポリ袋に【A】を入れてよく混ぜたら、①と豚肉を入れてよくもむ。
  3. 3 ②の空気を抜いて、ポリ袋の先をくるくるとねじり、上のほうで固く結ぶ。
  4. 4 鍋に水を入れて耐熱皿を敷き、中火にかける。
  5. 5 ④が沸騰したら③を入れ、湯せんで 15 分ほどゆでる。
  6. 6 器に盛り、お好みでレタス・きゅうり・トマトを添える。

!災害時の調理ポイント!

④、⑤の工程で、水を入れた鍋に③を入れ、ふたをして火にかける。
沸騰後8分、さらに火を止めて10分。
余熱調理して完成。

島本′s EYE 湯せんで作るからやわらかく仕上がります。
鶏肉でもおいしく作れます。

ツナ缶の汁ごと使って栄養満点!

にんじんしりしり

材料(2人分)

にんじん
1本(150g)
2個
ツナ缶
70g
小ねぎ(小口切り)
適量

【A】

醤油
小さじ1
砂糖
小さじ1
小さじ1
顆粒和風だし
ひとつまみ

作り方

  1. 1 にんじんをせん切りにする。
  2. 2 耐熱のポリ袋に卵と【A】を入れてよくもむ。
  3. 3 ①とツナ缶を缶汁ごと②に加えてよく混ぜる。
  4. 4 ポリ袋の先をくるくるとねじり、上のほうで固く結ぶ。
  5. 5 鍋に水を入れて耐熱皿を敷き、中火にかける。
  6. 6 沸騰したら④を入れ、湯せんで10分ゆでる。
  7. 7 器に盛り、小ねぎを散らす。

!災害時の調理ポイント!

⑤、⑥の工程で、水を入れた鍋に④を入れ、ふたをして火にかける。
沸騰後5分、さらに火を止めて5分。余熱調理して完成。

島本′s EYE ツナ缶は缶汁ごと使えば栄養満点。
にんじんはスライサーで、小ねぎはキッチンばさみで
切れば、まな板不要!

いつもの生活がもしもの備えになる 防災お役立ち情報

いつもの日常と、もしもの非常時、この2つのフェーズ(局面)を区別しないことをフェーズフリーといいます。特別な備えをしなくても、いつもの生活が備えになる災害対策です。

いざという時に慌てずに生活できるよう、普段の生活の中に防災の視点を取り入れてみましょう。

防災お役立ちクイズ

防災お役立ちクイズ1

A 冷凍室の中はなるべく詰めておく

冷凍室は日ごろからたくさん詰めておくのが◎。
なぜなら、たくさん詰まっていれば、凍っている食品同士が保冷剤の代わりになり、停電時も溶けにくくなるからです。
ただし、冷凍室をパンパンにしてしまうと、冷凍したいものが急にできたときに入らないこともあるため、スペースの8~9割が目安です。

また、製氷機の氷は普段から満タンにしておくのがオススメです。
非常時にはポリ袋に入れて保冷剤として利用したり、溶けたら飲料として利用できます。

防災お役立ちクイズ2

A 保冷剤の代わりとして使える

水を入れた冷凍ペットボトルを常備しておけば、災害時に保冷剤の代わりとして使うことができます。
普段は冷凍室の隙間を埋めておくこともできますし、停電時には冷蔵庫に入れると、冷気をより長く保つことができます。
停電時には、肉や魚といった優先的に冷やしたいものと冷凍ペットボトルを一緒にチルド室に入れるのもオススメです。

<注>ペットボトルは水が凍ると膨張して破裂するおそれがあるため、水の入れすぎには要注意!入れる水の量をペットボトルの9割程度にするか、冷凍可能なものを使うようにしましょう。

食品を常備しておこう!

蓄える→食べる→補充することを繰り返しながら、
常に一定量の食品を備蓄する方法をローリングストックといいます。
普段食べている食品を買い置きし、賞味期限の古いものから消費し、 食べたらその分を買い足します。

選び方のポイント

  • 食べ慣れている味のもの
  • 常温保存ができて、使い切りサイズ
  • ライフラインが停止した時も調理できるもの

おうち常備に
いかがでしょう

ナチュラルミネラルウォーター
白神山水
500ml×24本

お水は必要不可欠なもの。飲料用や調理用として1人1日3Lの備蓄が必要といわれています。

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