私たちの日常生活に欠かせない「食事」は、
災害時にこそとても大切なものの一つです。
大変な状況下でもおいしい食事が、心と体の栄養となれば…。
そこで、毎日の食卓や災害時にも、手軽に作れておいしい
「ポリ袋レシピ」をご紹介します。
さらに、いざという時に役立つ「防災お役立ち情報」も
あわせてお届けします。
今月のレシピはこちら!
今月のお役立ち情報
監修島本美由紀
(料理研究家、防災士 ほか)
著書
「もしもに備える!
おうち備蓄と防災のアイデア帖」など
簡単・安全・衛生的!
「ポリ袋レシピ」のキ・ホ・ン
耐熱性のポリ袋に材料を入れて、
湯せんで加熱するポリ袋調理。
工程が簡単で、余熱を活用するので
省エネにもなり、洗い物が少ないことも、
災害時に実践する方法として魅力的です。
日常はもちろん、
災害時の調理にも!
「ポリ袋レシピのメリット」
- カセットコンロで調理できる
- 湯せんや余熱を使うので、水や熱源を有効に使える
- 同時に複数調理できるので、節ガスや時短になる
- 手や鍋などが汚れない
- そのまま食べれば皿が汚れない
!要注意!
ポリ袋は、食品用の高密度ポリエチレン製(加熱用)を使用しましょう。
用意するもの
- □ 耐熱性調理用ポリ袋
(高密度ポリエチレン袋) - □ 水
- □ 深さのある鍋
- □ 耐熱皿や金属製のザル
あると便利
キッチンばさみ/ピーラー/トング/
計量カップ、計量スプーン
災害時はこちらも
カセットコンロ&ガスボンベ
ポリ袋調理の手順
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ポリ袋に材料と調味料を入れ、よく混ぜる。
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ポリ袋に空気が入らないようにねじりあげて、袋の口を上の方で固く結ぶ。
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水を張った鍋に耐熱皿を入れる。
(ポリ袋が鍋底にくっつかないようにするため) 火をつけて湯が沸いてからポリ袋を入れる。
ムラがないように上下を返しながら
火を通す。 -
しっかり火が通ったら、結び目の下をキッチンばさみで切って器に出す。 ※災害時は、ポリ袋を鍋に入れてから火をつける
!ポリ袋調理の注意点!
- 〇高熱でも溶けない「高密度ポリエチレン袋」を使用する
- 〇袋の口部分はしっかりと固く結ぶ
- 〇ポリ袋が鍋底につかないようにする
- 〇みりんやアルコールを入れると揮発して膨張し、破裂する場合があるので注意
島本′s EYE
ピーラーやスライサーを使えば、まな板必要ナシ!
洗い物が減って、野菜も火が通りやすい形状に
栄養満点!味付け不要!
サバみそトマト煮
材料(2人分)
- サバのみそ煮缶
- 1缶(190g)
- トマト
- 1個
- 切り干し大根
- 10g
- 小ねぎ(小口切り)
- 適量
作り方
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トマトはざく切りにし、切り干し大根は食べやすい長さに切る。
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耐熱のポリ袋に①とサバ缶の中身をすべて入れ、袋の空気を抜いて先をくるくるとねじり、上のほうで固く結ぶ。
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鍋に水を入れて耐熱皿を敷き、中火にかける。
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沸騰したら②を入れ、湯せんで10分ほどゆでる。
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器に盛り、小ねぎを散らす。
!災害時の調理ポイント!
③、④の工程で、水から②を入れ、ふたをして火にかける。
沸騰後5分、さらに火を止めて5分余熱調理して完成。
島本′s EYE
サバ缶は缶汁ごと使えば栄養満点で味付けも不要!
トマト、切り干し大根、万能ねぎはキッチンばさみでも
切れます。
優しい甘さでホッとひと息
チョコレート蒸しパン
材料(2人分)
- ホットケーキミックス
- 100g
- 牛乳
- 100ml
- 板チョコ
- 30g
作り方
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チョコレートは手で粗く割る。
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耐熱のポリ袋にホットケーキミックスと牛乳を加えてよくもむ。
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②に①を加える。
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③の生地を袋の下に集め、袋の空気を抜いて先をねじり、上のほうで固く結ぶ。
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鍋に水を入れて耐熱皿を敷き、中火にかける。
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沸騰したら③を入れ、湯せんで15分ほどゆでる。
- ※蒸しパンは、加熱時間が長い分には問題なし!
中が半生だったときは、新しいポリ袋に入れて、もう一度加熱を!
!災害時の調理ポイント!
災害時は、常温保存できるロングライフ牛乳を活用できます。
※加熱時間など、調理方法は災害時も通常と同じです。
島本′s EYE
牛乳は豆乳に置き換え可能。
チョコレートをレーズンに変えてもおいしいですよ!
食品の常備はJAタウンで!
ご購入はこちらいつもの生活がもしもの備えになる
防災お役立ち情報
いつもの日常と、もしもの非常時、この2つのフェーズ(局面)を区別しないことをフェーズフリーといいます。特別な備えをしなくても、いつもの生活が備えになる災害対策です。
いざという時に慌てずに生活できるよう、普段の生活の中に防災の視点を取り入れてみましょう。
防災お役立ちクイズ
防災お役立ちクイズ1
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使い終わった使い捨てカイロや保冷材はどう使える?
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消臭剤として使うこともできる
使い捨てカイロの材料である「活性炭」には、ニオイや湿気を吸収する作用があります。使い終わったら、冷蔵庫や下駄箱などに置いてはいかがでしょう。
また、保冷材の中身は、消臭ビーズの材料と同じ「吸水性ポリマー(高吸水性樹脂)」です。
保冷材の中身を生ごみにかけると、そのまま捨てるよりもニオイを抑えることができるので、避難所などでも活用できます。- ※いずれも、手についてしまった場合は、すぐに洗い流しましょう。
防災お役立ちクイズ2
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簡易な布マスクの作り方は?
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大きめのハンカチとヘアゴム2本で簡易マスクに!
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大きめのハンカチを同じ方向に2回折り、横長にする。
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3等分するように、ヘアゴムをかける。
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ヘアゴムの位置で折りたたむ。このとき、布の端をヘアゴムに入れ込み、安定させる。
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完成!
生活臭が気になりがちな避難所で、マスクは必需品。防災袋に使い捨てマスクとともに備えておきたいのが、簡易マスクにも活用できる大きめのハンカチとヘアゴムです。
口に当たる部分は布が9枚重なるため、苦しくならないように薄手のハンカチを使うのがポイントです。 -
食品を常備しておこう!
蓄える→食べる→補充することを繰り返しながら、
常に一定量の食品を備蓄する方法をローリングストックといいます。
普段食べている食品を買い置きし、賞味期限の古いものから消費し、
食べたらその分を買い足します。
選び方のポイント
- 食べ慣れている味のもの
- 常温保存ができて、使い切りサイズ
- ライフラインが停止した時も調理できるもの
島本′s EYE 食材の水分が抜けにくい調理法なので
食材がパサつかない!